ASPブログを書くとき、「まずASP申請しよう」となるのが自然な流れです。
でもちょっと待ってください。
ただ実際にやってみると、申請前に整えなければならないサイト側の準備が思った以上に多かったんです。
ジャンルを宅食に絞り込んだ経緯については、前の記事で詳しく書きました。詳しくはこちら
今回は、その続きとして「申請に向けてサイト側を整えた」記録を残しておきます。
正直、サイトの整備だけでここまで工程があるとは思っていませんでした。
ASPへの提携申請は、記事を書く前でも始められる

記事が1本もない状態でも、ASP提携申請の準備は進められます。
「記事もないのに申請していいの」と不安になる方もいると思いますが、サイト側さえ整っていれば申請自体は動かせます。
最初は「記事を何本か書いてから申請するもの」だと漠然と思っていました。ただ、まず何に申請するかを整理する作業から始めてみると、申請の準備自体は記事執筆より先に進められることに気づきました。
私はまず案件台帳の作成から始めました。、ASP名・プログラム名・提携ステータス・単価・クッキー期間など27列のヘッダを並べた空テンプレートを作りました。
このテンプレートに、A8.netのプログラム一覧を見ながら「ワタミの宅食ダイレクト」と「Nosh」の2件を候補行として記入しました。
台帳を先に作ったことで「何に申請するか」が可視化され、次にやるべきことが自然と見えてきました。
申請の前に、サイトの土台を先に整えることにした

ASP提携申請に進む前に、まずサイト側の基盤を固めることが先決です。
主要ASPは提携申請時にサイトURLを登録する仕組みになっており、アクセスした際に「ちゃんとしたサイト」に見える状態が求められます。
特に2023年に施行されたステルスマーケティング規制への対応として、広告・PR表記を明示したページは事実上の前提です。「広告アフィリエイト開示」ページがないと、ASP側からの信頼性判断も難しくなります。
記事より先にサイト側を整えたのは、完璧を目指すより止まりにくい状態を先に作るためです。記事執筆中にサイト基盤の不備に気づくと作業が止まりやすくなります。
土台を先に固めておけば、記事制作に集中できます。ここまでが土台の考え方です。次は実際に何を作ったかを整理します。
提携申請前に必要だった固定ページは5つ

サイトの土台として作成・公開した固定ページは合計5つです。
- プライバシーポリシー:個人情報の取り扱いに関するページ
- 免責事項:記事内容に関する免責を明示するページ
- 広告アフィリエイト開示(PR表記):ステマ規制対応・収益化の明示ページ
- お問い合わせ:読者や企業からの連絡窓口
- 運営者プロフィール:誰が運営しているかを示すページ
この5つはE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)とも関係があります。
特に「誰が書いているか」を示すプロフィールページと、「商業目的を隠していない」ことを示すアフィリエイト開示ページは、ASP側からの信頼にもつながります。
整理してみると、5ページとも内容自体は難しくありませんでした。
テンプレートを参考にサイト名・運営者名・連絡先を書き換えていく作業ですが、広告アフィリエイト開示だけは「何をどう書くか」を意識して文章を組みました。
もし参考にしたい方がいらっしゃるならば、リンク先を確認してみてください。
なお、このとき思わぬ問題が発生しました。次で詳しく書きます。
パーマリンク設定でつまずいた
固定ページ作成後、URLの形式が意図通りにならない問題が発生しました。私はスラッグを「privacy-policy」のような英数字に変更しようとしたところ、編集できない状態になっていることに気づきました。正直、ここで少し焦りました。
原因はWordPressのパーマリンク設定が「基本(プレーン形式)」のままになっていたことです。この設定では、URLが ?page_id=2 のような数字形式になり、スラッグを自分で指定できません。
解決手順は以下の通りです。
ステップ1:WordPress管理画面の「設定」→「パーマリンク」を開く
ステップ2:「投稿名」(/%postname%/)を選択して「変更を保存」をクリック
ステップ3:各固定ページの編集画面でスラッグ欄に英数字を入力して更新する
設定したスラッグは以下の通りです。
- プライバシーポリシー →
privacy-policy - 免責事項 →
disclaimer - 広告アフィリエイト開示 →
affiliate-disclosure - お問い合わせ →
contact - 運営者プロフィール →
about
WordPressの初期設定をそのまま使い続けたのが原因でした。
やったつもりになっていたのが、さらに混乱を呼ぶことになってしまいました。
パーマリンク設定はサイト立ち上げ直後に変更しておくべき項目です。

設定変更自体は5分以内に終わります。
- WordPressのダッシュボードの画面から
- 設定
- パーマリンク
- 写真の用に投稿名をクリック
記事を書き始める前に設定するのがおすすめ。
申請直前に、お問い合わせフォームだけ足りないことに気づいた

固定ページ5つを公開し、A8.netへの登録に進もうとした段階で気づきました。
お問い合わせページにフォームが存在していなかったのです。ページは公開していましたが、「こちらからご連絡ください」というテキストだけで、実際に送信できる仕組みがありませんでした。
そこでContact Form 7をインストールしました。

ステップ1:「プラグイン」→「新規追加」でContact Form 7を検索してインストール・有効化する
ステップ2:生成されたショートコードをお問い合わせ固定ページの本文に貼り付けて更新する
ステップ3:実際にページを表示してフォームが表示されることを確認する
ちなみにA8.netの登録フォームには、運営メディア・サイト・アカウント名称・URL・サイトカテゴリ・開設日・月間訪問者数・月間ページビュー数・紹介文の8項目があり、紹介文には100文字以内という制限がありました。
開設したばかりのため、月間訪問者数は「5以下」、月間ページビュー数は「100以下」という区分でそのまま正直に申告しています。
この確認が終わってからA8.netへのサイト登録に進みました。
サイト名・アカウント名は「たべじたく」、URLは https://tabejitaku.com/、サイトカテゴリは「飲食・グルメ」で登録しています。

その後、ワタミの宅食ダイレクトとNoshの2プログラムへ提携申請を行いました。現時点ではどちらも「審査中」のステータスです。結果がどうなるかはまだわかりません。ただ、申請できる状態まで整えることはできました。

振り返ると、私にとって遠回りに見えた固定ページ作りとパーマリンクの見直しが、結局いちばん先にやるべき作業でした。今日1つだけ手をつけるなら、まずパーマリンク設定が「投稿名」になっているかを確認してみてください。
→関連記事:ASPブログのジャンル選びを実際に試した|宅食ブログを0から立ち上げた記録
よくある質問

Q1. 記事が0本でもASPに提携申請できますか?
ASPによって審査基準は異なります。A8.netの場合、記事数よりもサイトが公開された状態にあること、必要な固定ページが揃っていることのほうが重視されると言われています。ただし、申請が通るかどうかは審査次第であり、「記事0本でも必ず通る」とは言えません。まずはサイトの土台を整えることが先決です。
Q2. パーマリンクを後から変更すると既存のURLは壊れますか?
サイト公開直後・記事投稿前の段階であれば影響はほぼありません。ただし、記事を投稿した後にパーマリンクを変更すると、既存URLが変わり404エラーが発生する可能性があります。記事を書き始める前に設定を「投稿名」形式に変えておくことを決めておきましょう。
Q3. 固定ページの5つは全部なくても申請できますか?
ASPの公式規約では「必要なページ」が明示されているわけではありません。ただし、ステマ規制対応の観点から広告アフィリエイト開示は実質的に必須の扱いになりつつあります。また、プライバシーポリシーがないサイトは広告配信ポリシー(Googleアドセンス等)でも問題になる場合があります。5つとも揃えておくことを見直してみてください。


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